ニキビ跡、たるみなどの治療でフラクショナルレーザーを行うケースもありますが、


①最重症例(他の治療で良くならなかった人)でも治療できる
いわゆるイソトレチノインはニキビ治療において切り札と言える薬でしょう。


イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。

ビタミンA内服薬は、皮膚の乾燥を引き起こし、傷やダメージを受けた皮膚の治癒速度を遅らせる可能性があります。レーザー脱毛後には皮膚に軽い炎症や微小なダメージが生じますが、ビタミンAを服用していると、そのダメージが通常よりも治りにくく、結果として長期的な炎症やかさぶたの形成、さらには感染症のリスクが高まります。

ビタミンA内服薬は、皮脂腺の活動を抑制するため、肌が極端に乾燥します。この乾燥した状態の皮膚は、レーザーの熱や光に対して非常に敏感になり、炎症ややけどのリスクが高まります。また、乾燥した肌はバリア機能が低下しやすく、レーザー脱毛後の回復過程でも肌がうまく再生されないことがあります。

イソトレチノイン治療中でも、基本的にレーザー治療は問題ないと言えます。

ビタミンA誘導体は、皮膚を薄くし乾燥させるだけでなく、レーザーに対して過敏な反応を引き起こすことがあります。このため、通常よりも強い痛みやかゆみを感じやすくなり、脱毛時の不快感が増大するだけでなく、脱毛後に強い赤みや炎症が生じやすくなります。

ビタミンAの内服薬、特にイソトレチノインのような薬は、服用を中止してからもしばらくの間、皮膚に影響を与え続けます。そのため、ビタミンAの内服をやめてすぐに脱毛ができるわけではなく、通常は6か月程度の休薬期間が必要とされます。これは、皮膚が完全に正常な状態に戻り、脱毛によるリスクが低くなるまで時間がかかるためです。

イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

②ある程度の期間と量を飲めば、ニキビが再発しない
普通の治療では、治療を止めるとニキビがすぐ再発しますよね。イソトレチノインだけは、ニキビが再発しない状態を目指せる治療なのです。

イソトレチノイン(アキュテイン、イソトロイン)は難治性ニキビに対する治療薬で、1982年からアメリカで使用されています。

イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。

医療脱毛、シミ取り治療をご検討の方は、豊中市の千里中央に「とううちクリニック」へ是非お越しください

イソトレチノインは、ニキビの治療のための飲み薬です。 ビタミンA誘導体の「レチノイド」に属するお薬です。


【ニキビ/毛穴】第1回イソトレチノイン服用の疑問にお答えします

イソトレチノイン治療中のレーザー治療で創傷治癒不良(傷が治りにくくなる)の症例報告があったことから1 2、レーザ―治療を受ける場合、イソトレチノインを中止後6ヶ月以上の間隔を空けることが推奨されています。

ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin

しかし、創傷治癒不良は1980年~1990年代の症例報告のみであり、比較試験ではなく、6ヶ月間のインターバルの医学的根拠ははっきりしませんでした。近年、イソトレチノイン治療中や、治療後6ヶ月以内でも安全にレーザーを受けられることが多くの研究から報告されています。

イソトレチノイン(自費ニキビ治療) | 渋谷スクランブル皮膚科



中等度~重度のニキビに対して、
イソトレチノインは欧州や米国の治療
ガイドラインでは高いレベルで
推奨されており、
全世界で30~40年以上前から
使用されています。
(FDA認可は1982年)

医療レーザー脱毛 · 注射その他 · ENVIRON®︎トリートメント

イソトレチノイン治療を終了後1ヶ月以内の10人の患者を対象に、顔の片側にノンアブレーティブフラクショナルレーザー(1550nmのエルビウムグラスレーザー)を当てた比較試験では、すべての患者で肥厚性瘢痕やケロイドは観察されず、ニキビ跡の改善が認められました3

ピアス、薄毛AGA、イソトレチノイン内服をご希望の方は受付いたしますので、お ..

アジア人18人を対象に、低用量のイソトレチノインでニキビを治療中に、顔の片側にノンアブレーティブフラクショナルレーザーを照射した試験では、レーザー照射部分に一過性の赤みと浮腫が生じたものの、安全性に問題はなかったことが報告されています4

レーザー脱毛を受ける前日か、当日に脱毛部位のムダ毛を電気シェーバーまたは剃刀 ..

イソトレチノイン(10mg~60mg/日)治療中~終了後3ヶ月以内に、炭酸ガスフラクショナルレーザーを受けた20人のアジア人患者を6ヶ月以上フォローアップした研究では、有害事象は軽微で、肥厚性瘢痕やケロイドは見られませんでした5

医療レーザー脱毛(厚生省承認機器GentleMax Pro ハイスピード・高出力)

イソトレチノイン治療中の女性患者7人にダイオードレーザー(810nm)で脱毛をおこなった研究では、大きな有害事象はなく安全に施術できたことが報告されています6

治療前 ; 当院症例 治療後 イソトレチノイン40mg 6ヶ月 肌質改善ロングパルスレーザー

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)は、ビタミンAとその類縁化合物、誘導体の総称である「レチノイド」が主成分です。
ビタミンAには皮脂の過剰分泌の抑制や、お肌の再生サイクルであるターンオーバーを整える働きがあり、それらによって毛穴が詰まりにくくなります。
また、アクネ菌への抗菌・抗炎症作用も加わり、治りにくいとされる重度のニキビへの効果が期待できます。
さらに、細胞の活性化によってお肌の状態が整うことで、ニキビの再発防止にも効果を発揮します。

(アクネトレント)の紹介ページです。ニキビ治療薬(アクネトレント)はイソトレチノイン ..

110人の患者を対象として、イソトレチノイン治療中にレーザー脱毛を受けた患者と受けてない患者について評価した後ろ向き研究では、どちらの患者も瘢痕、創傷治癒の遅延、ケロイドは認められませんでした7

医療脱毛・医療レーザー脱毛 · 湘南美容皮フ科®; 保険診療一体型クリニック

イソトレチノインは
皮脂腺からの皮脂分泌を抑制し、
さらには皮脂腺自体を縮小させる効果があるため、
一定の副作用はあるものの非常に効果の高い治療薬です。
認可されている欧米では重症ニキビに対する
第1選択とされています。

イソトレチノインは治りにくい中等症~重症ニキビに対して非常に有効な治療です。95 ..

イソトレチノイン治療後1~3ヶ月以内に35%TCAピーリングとサンドペーパー(やすり)によるアブレーション治療を受けた10人の患者の前向き研究では、すべての患者は正常な創傷治癒を示し、肥厚性瘢痕やケロイドは見られませんでした8

イソトレチノインとはイソトレチノインは、重度のニキビ(尋常性ざ瘡)治療 ..

イソトレチノインが日本で未認可なのは、ニキビは身体的に不調をきたす病気ではないことから、「疾病の治療目的」というよりは「美容目的」と解されることも多く、特にイソトレチノインのような催奇形性等の重篤な副作用がある薬は、認可されにくくなっていることがその理由です。

また、医療脱毛で使用する脱毛器のレーザーはメラニン色素(黒色)に反応するため ..

インド皮膚外科学会は、11の医療施設で2012年から1年間、イソトレチノインを内服している患者の外科的治療の転帰を研究しています9

医療レーザー脱毛は、なめらかで美しい肌を手に入れるための効果的な方法です。 面倒な手入れや毛剃りの肌トラブルからも解放されます。

183人の患者が登録され、レーザー脱毛(ダイオード、YAGレーザー)、マイクロニードル(ダーマペン等)、CO2レーザー、QスイッチYAGレーザー、ピーリング(グリコール酸、サリチル酸、TCA)、IPL、サブシジョン、皮膚生検、切開、パンチング、歯科治療など504の外科的治療が行われました。183人中、61人が外科的治療前にイソトレチノインを中止し、122人が外科的治療中もイソトレチノインを内服していました。

※保険適用外の自由診療となります。 ※イソトレチノイン治療中に行う採血は別途4,500円(税込)頂戴いたします。

当院の患者に対するイソトレチノイン治療の成績は、改善率は98%以上、再発率*は30%以下です。