サワシリン錠250 / 15.3円 ; 規格単位(薬価が適用される単位)


【使用方法】
犬:体重1kgあたり12.5㎎(力価)(アモキシシリン水和物として10㎎(力価)、クラブラン酸カリウムとして2.5㎎(力価))を1日2回7日間、経口投与する。
猫:体重1kgあたり12.5㎎(力価)(アモキシシリン水和物として10㎎(力価)、クラブラン酸カリウムとして2.5㎎(力価))を1日2回7日間、経口投与する。7日間後、動物の症状を観察した上で追加投与が必要と判断された場合は、投与開始から14日を上限として適切な期間投与する。

【使用上の注意】

1.守らなければならないこと

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。
・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。
・本剤は、定められた用法・用量・使用期間を遵守すること。
・スナネズミ、モルモット、ハムスター、ウサギ、チンチラ及びその他の草食動物に投与されることが無いように注意すること。

・使用上の注意を守り、本剤を取り扱うこと。
・本剤の成分又はペニシリン系薬及びセファロスポリン系薬に対する過敏症を有している人は、手袋を用いるなど直接の接触を避けること。皮疹等の過敏症状が生じた場合には、直ちに医師の診察をうけること。

・食品と区別し、小児の手の届かないところに保管すること。
・本剤の保管は、直射日光、高温及び多湿を避けること。
・本剤は必要時までブリスター包装のまま保管し、ブリスターは外箱に入れて保管すること。また、ブリスターを開封した場合には、16 時間以内に使用すること。
2.使用に際して気をつけること

・本剤を誤って飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察をうけること。
・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。
・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

・歯周病の犬に対し、ブラッシング等歯肉縁上のプラークコントロールを行うことが望ましい。

①禁忌
・本剤の成分又はペニシリン系薬に対し、過敏症の既往歴のある犬、猫には投与しないこと。
②対象動物の使用制限等
・本剤は、体重2.0 kg 未満の犬又は猫に対し安全性は確認されていないことから、投与は避けること。
③重要な基本的事項
・本剤は、正確な用量を投与するため、できる限り正確に体重を測定し、過少量投与を避けること。
・投与早見表に記載の体重未満の犬又は猫に対しては、過量投与になることから使用しないこと。
・本剤は、妊娠又は授乳中の犬及び猫における安全性が確立されていないため、妊娠中、授乳中及び繁殖用の犬及び猫には使用しないこと。
・有効菌種であっても菌種や薬剤耐性の有無により本剤の感受性は異なる。本剤が無効な場合には他の薬剤を使用すること。
・本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則としてβ-ラクタマーゼ産生のアモキシシリン耐性菌であることを確認し、適応症の治療上必要な最小限の期間の投与に止めること。
・本剤の有効成分であるクラブラン酸は、β-ラクタマーゼ阻害薬であり、その他の機構(ペニシリン結合蛋白質の変異等)による耐性化機構に対しては有効性が期待できない。メチシリン耐性ブドウ球菌属(MRS)で本剤に対する感受性菌は0%であったという文献報告がなされている。
④相互作用
・本剤の抗菌活性は、静菌活性を示す成分(マクロライド系薬、テトラサイクリン系薬、スルホンアミド系薬、クロラムフェニコール系薬など)との同時使用により減弱する可能性があることから、併用を避けること。
⑤過量投与
・本剤は、過量投与により軟便・下痢・嘔吐がみられる可能性がある。
⑥副作用
・本剤の使用により、血中ヘモグロビン量の上昇又はときに低下がみられることがある。
・本剤の使用により、10%以上の頻度で消化器症状(軟便・下痢・嘔吐)が認められている。消化器症状が認められた場合には、投与量を減じることで軽減できることがある。
・本剤の使用により、一過性の摂餌量あるいは体重の減少がみられることがある。
・本剤の使用により、ときにAST 又はALT の上昇がみられることがある。
・本剤の使用により、猫で血中尿素窒素の上昇がみられることがある。
・本剤の使用により、猫でコレステロール値の低下がみられることがある。


[PDF] 複合抗生物質製剤 クラブラン酸カリウム・アモキシシリン水和物錠

⑤両面アルミブリスター包装採用で、主成分の安定性を確保
両面アルミブリスター包装により湿気・酸素・光など、外部環境の様々な要因から製剤を保護しています。

④体重に合わせて投与が可能な分割錠剤
手で分割可能な割線入り錠剤なので、体重に合わせた適切な投与が可能です。

健康成人にオーグメンチン配合錠250RS 1錠(クラブラン酸カリウム・

①アモキシシリン + クラブラン酸配合
薬剤耐性に関わる酵素(β-ラクタマーゼ)をクラブラン酸が阻害します。

クラバセプチン®錠は、ベトキノール社が開発したアモキシシリン水和物(以下、アモキシシリン)及びクラブラン酸カリウム(以下、クラブラン酸)を配合した動物用医薬品です。
日本において、人体用医薬品としてアモキシシリンとクラブラン酸の合剤が販売されていますが、犬猫用の動物用医薬品としては、クラバセプチン®錠がはじめてのアモキシシリン・クラブラン酸の配合剤です。
アモキシシリンに、β-ラクタマーゼ阻害薬であるクラブラン酸を配合することで、β-ラクタマーゼを産生することによりアモキシシリンに対し耐性を示す細菌に対しても、殺菌作用が期待できます。
犬猫の体重に合わせ適切な投与ができる、嗜好性の高いフレーバー錠なので、飼い主あるいは獣医師の投与にかかる負担を軽減すると共に、犬猫がより少ないストレスで服用することが可能な製剤です。

アモキシシリン水和物125mg・250mg)を空腹時に単回経口投与すると、

体重1kg当たりアモキシシリンとして1回量10~20mg(カ価)を1日2回、5日間経口投与する。

感染症の第一選択薬として使われるペニシリン系抗生物質アモキシシリンを主成分としています。ブリッジパラタブル技術を使用した、青色の円形錠剤で、小型犬や猫にも、容易に投与することができます。

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【11.1.1】ショック,アナフィラキシー(各0.1%未満)〔呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,蕁麻疹等が発現。不快感,口内異常感,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴,発汗等が現れた場合には投与中止。[2.1,8.2,9.1.1参照]〕【11.1.2】アレルギー反応に伴う急性冠症候群〔[2.1,8.2,9.1.1参照]〕【11.1.3】薬剤により誘発される胃腸炎症候群〔投与から数時間以内の反復性嘔吐を主症状とし,下痢,嗜眠,顔面蒼白,低血圧,腹痛,好中球増加等を伴う,食物蛋白誘発性胃腸炎に類似したアレルギー性の胃腸炎(Drug-induced enterocolitis syndrome)が発現。主に小児で報告。[2.1,8.2,9.1.1参照]〕【11.1.4】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(各0.1%未満),多形紅斑,急性汎発性発疹性膿疱症,紅皮症(剥脱性皮膚炎)〔発熱,頭痛,関節痛,皮膚や粘膜の紅斑・水疱,膿疱,皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与中止〕【11.1.5】顆粒球減少(0.1%未満),血小板減少〔[8.3参照]〕【11.1.6】肝障害〔黄疸(0.1%未満),AST,ALTの上昇(各0.1%未満)等が発現。[8.4参照]〕【11.1.7】腎障害(0.1%未満)〔急性腎障害等の重篤な腎障害が発現。[8.5参照]〕【11.1.8】大腸炎(0.1%未満)〔偽膜性大腸炎,出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が発現。腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.9】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔咳嗽,呼吸困難,発熱等が認められた場合には,速やかに胸部X線,胸部CT等の検査を実施。間質性肺炎,好酸球性肺炎が疑われた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.10】無菌性髄膜炎〔項部硬直,発熱,頭痛,悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎が発現〕

〔ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症〕成人1回250mg,1日3~4回経口投与。小児1日20~40mg/kg,3~4回分割経口投与。小児は1日最大90mg/kgまで。年齢・症状により適宜増減。〔ヘリコバクター・ピロリ感染症,ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎〕アモキシシリン水和物,クラリスロマイシン,プロトンポンプインヒビター併用1回750mg,クラリスロマイシン1回200mg,プロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回,7日間経口投与。クラリスロマイシンは必要により適宜増量可。ただし1回400mg,1日2回まで。アモキシシリン水和物,クラリスロマイシン,プロトンポンプインヒビター併用による除菌が不成功の場合1回750mg,メトロニダゾール1回250mg,プロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回,7日間経口投与。