コブラ『DARKSPEED TOUR LENGTH』ドライバー トラックマン試打


狙い通りに、短尺ドライバーの打ちやすさとコントロール性に、高慣性モーメントすぎない絶妙な安定性が加わることによって、実際のコースでも躊躇なく気持ちよく振れるので、その結果として素晴らしい飛距離性能を発揮することが可能になりました。


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このドライバーの44.5インチというシャフト長さは、一般的には短尺ドライバーに区分けされると思いますが、ツアーレングスと名がついているように、実はUSツアーでは標準的な長さになっていて、コブラは一般ユーザー向けにもそのスペックを販売していたのです。

そしてすぐに、「 自分用の短尺ドライバーも製作して欲しい 」と依頼されたのです。

今回はコブラの『キング ラッドスピードXB』ドライバーを取り上げる。 大慣性モーメントでブレずに飛ばせる

そんな時に【 】で紹介した短尺ドライバーを、その友人もコースで打ってみたところ、自分のドライバーを凌ぐ飛距離性能と、シャフトが短いことによる打ちやすさと安定性に驚いていました。

これまでにも多くの短尺ドライバーを製作してきましたが、今回改めてスリーブ仕様の最新ドライバーが短尺化との相性がよいことが分かりました。

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そこで今回は、そんな新時代の短尺ドライバーを簡単にゲットできる特別なモデルを紹介します。

コブラのUSモデルに、ツアーレングスと呼ばれる44.5インチの短尺仕様があり、そのモデルを友人が購入したので、独自に色々と調整して仕上げてみました。

短尺US仕様cobra コブラ ltd x ドライバー クラブ

総重量 305.9g
ヘッド重量 199.5g
長さ 45.25インチ
バランス D2
振動数 236cpm(シャフトはコブラオリジナルツアーAD 6S)
リアルロフト 約9度(表示9度)

の名物企画「D-1グランプリ」でも優勝してますが、衝動買いしたくなった一番の理由は、低くてランが出やすい弾道が打ちやすいこと。ステルスプラスと同じく浅重心タイプのドライバーですが、こちらの方がさらに重心が浅く感じるのが気に入りました。加えて、チタンフェースですがボールを包み込む感触が手に伝わり、抑えた弾道が打ちやすく仕上がっています。


Tour AD HD ドライバー用_スリーブ付 Tour AD HD-6 【コブラ用】

さて、試打インプレッションだが、まず前述のようにアドレスでは投影面積が大きなヘッドなので、安心して構えられ、いかにも打ちやすそうな感じがする。そしてコブラらしい三角形ヘッドはスピード感を感じられ、ヘッドスピードが上がりそうなイメージもある。そして、フェース角が0.5度オープンと、ほぼスクエアフェースといえ、バルジが少ないフェース面、トウ側が高くアップライト感のあるヘッドで、球がつかまるイメージが出ている。

試打クラブのロフト角は10.5度でシャフトは標準『スピーダー エボリューション for ラッドスピード』のSフレックス仕様。シャフトは軟らかめの設定で、ヘッドスピードが40m/sくらいのゴルファーなら、このSフレックスで十分だと感じた。最近は、各メーカーの標準シャフトの長さが45.5~45.75インチが多いなか、45インチと長すぎないのが良く、ミート率も高くなって、アベレージゴルファーでもしっかり振り切ることができるだろう。

ヘッドは重心距離が長く、かつ重心深度も深いので、最近流行りの大きなヘッド慣性モーメントを狙った設計だ。そして、スイートスポットの高さが36.1㎜とやや高いので、適度なバックスピンがかかり、弾道は安定し、フェアウェイをキープしやすいモデルといえる。また、ネック軸周り慣性モーメントが非常に大きいのでダウンスウィングでのヘッドの返りが緩やかで、基本的には軽いフェード系弾道が打ちやすいだろう。

短尺ドライバーは飛ぶのか!? 3番ウッドのシャフトを差して打ってみた

DARKSPEED X ドライバーは、低スピンで速いボール初速を求めるプロからアマチュアまで幅広いゴルファーのために設計されました。大きな慣性モーメントで高い寛容性も両立し、高い飛距離性能に、ミスヒットでも寛容な安定性を実現しました。後方のウェイトポジションは、直進性と高弾道をもたらし、中間部のウェイトポジションは、後方のポジションと比べて、弾道の高さとスピン量を抑えることができます。

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DARKSPEED X ドライバーは、低スピンで速いボール初速を求めるプロからアマチュアまで幅広いゴルファーのために設計されました。大きな慣性モーメントで高い寛容性も両立し、高い飛距離性能に、ミスヒットでも寛容な安定性を実現しました。後方のウェイトポジションは、直進性と高弾道をもたらし、中間部のウェイトポジションは、後方のポジションと比べて、弾道の高さとスピン量を抑えることができます。

2017年前半、全米プロ王者のジミー・ウォーカーが42.5インチ、リッキー・ファウラーが43.5インチのドライバーを使用して結果を出したことで話題となった「短尺ドライバー」。

米PGAツアーでも人気のリッキー・ファウラーや驚異の飛距離を誇るブライソン・デシャンボーなどと契約するコブラの最新作が『キング ラッドスピード』シリーズ。そのなかで、『XB』は「Xtreme Back(ウェート)」の略称で、今回のシリーズ中でいちばん慣性モーメントが高いモデルといえる。

さて、いつもどおりクラブを計測していく。記載している数値はすべて実測した値だ。クラブ長さは45インチ、クラブ重量は300.6gとどちらも標準的なので、クラブの振りやすさの目安となるクラブ慣性モーメントが287万g・㎠に抑えられている。この数値だと本来はドライバーのヘッドスピードが43m/sくらいのゴルファーにとって、タイミング良く振れる設計といえる。

まずはヘッド形状から確認していこう。コブラらしいやや三角形型の輪郭で、標準の『キング ラッドスピード』よりもヘッドの横幅が広く、投影面積も大きくなっている。そして、米国モデルだが、他社のような強いオープンフェースではなく、さらにフェース面はバルジ(フェースの丸み)が少なく平らなのが特徴といえるだろう。

短尺ドライバーを使うデメリット シャフトが短い短尺ドライバーの場合、ショット時の遠心力が弱まります。 遠心力が弱まると、どうしても長尺ドライバーと比べてヘッドスピードが遅くなってしまうのです。 理論上、シャフトの長さが1インチ短いと、ヘッドスピードが1m/s落ちると言われています。

多くのクラブを手掛けてきた設計家・松尾好員氏が最新クラブを徹底的に計測・分析する「ヘッドデータは嘘つかない」。今回はコブラの『キング ラッドスピードXB』ドライバーを取り上げる。

短尺ドライバーおすすめ9選!メリットやデメリットも!

皆さんも今回の内容と【 】の記事を参考にして、新時代の短尺ドライバーを試してみてはいかがでしょうか。