「昨日はたくさん母乳を飲んでくれたのに今日は全然飲んでくれない……」
生後3ヶ月までの母乳には免疫物質が多量に含まれていますが、3ヶ月以降はかなり減少します。また、2.5~3ヶ月までは人工乳への変更は容易ですが、3ヶ月をこえると、母乳または母親の乳首以外を受け付けなくなる場合があり、働くお母さんには、生後3ヶ月前あたりからに合う人工乳首や人工ミルクを探し、混合栄養へ移行し、人工ミルクに慣れさせておいたほうが、現在の社会事情に合っている場合がありますが・・・。
たとえば睡眠、覚醒リズムにかかわるメラトニンは昼間よりも夜間に高くなります。
母乳研究を続けて半世紀以上、安心育児のために研究・開発を続ける雪印ビーンスターク株式会社に密着☆母乳の神秘に注目しました!
A.1歳過ぎたらなるべく、寝かしつけは絵本の読み聞かせなどに変えるといいでしょう。遅くとも2歳ごろまでを目安に、添い乳以外の方法で入眠できるよう工夫してみて。
夕食後に満足感がある牛乳などを飲ませるのもおすすめです。
目のかすみのある授乳中の母親は、母乳で育てられた赤ちゃんは、粉ミルク ..
生後2.5ヶ月を越えると、味覚が発達し、母親の母乳の味に慣れています。また、通常の人工乳首は吸って飲むのですが、母親の乳首は舌による圧迫と絞り動作で飲みますので、母乳しか飲んだことがないは人工乳首での飲み方がわからず、戸惑います。(これを乳首錯乱と言います)
(最近発売されている母乳に良く似た飲み方で飲めるタイプの乳首は乳首錯乱が起きにくいです。)
赤ちゃんも大人も一晩中、同じ深さで眠っているのではありません。大人も子どもも、一晩のうちに浅い睡眠(レム睡眠)と深い睡眠(ノンレム睡眠)を繰り返しています。
これは、人間が「いざ」という時に、自分の身を守るための体のしくみです。
赤ちゃんの睡眠は、大人と比べると全体的に浅く、また浅い睡眠と深い睡眠のサイクルも短くなっています。
生後3カ月ごろの赤ちゃんと、大人の睡眠についてみてみると、生後3か月ごろの赤ちゃんは、およそ50~60分のサイクルで深い睡眠と浅い睡眠を繰り返しているのに対し、大人は90~100分のサイクルです。赤ちゃんは、まだまだ眠りについて発達途中なので、浅い睡眠になったときに、目を覚ましやすく、またその頻度も多いのです。
赤ちゃんが夜中にたびたび目を覚ます、ちょっとした拍子にすぐに起きて泣く…親を悩ますこれらのことは、赤ちゃんにとっては不思議な事ではなく、自然なことなのですね。
母乳のたんぱく質は粉ミルクに比べて半消化状態なので、腸にやさしいです。 ..
朝起きて日の光を浴び、夜になると眠たくなるしくみです。
体の中の様々な機関が「それぞれの時計」を持っています。「それぞれの時計」が「それぞれの時間」を刻んでいては、身体はいったい何時なのかわからなくなってしまいます。
そこで、「それぞれの時計」が一緒の時を刻むための「指揮者」の役割をしているのがこの、「体内時計」です。体内時計は脳の中「視交叉上核(しこうさじょうかく)」という所にあります。
体内時計1日は、24時間より少し長い24時間12分というリズムで動いています。朝起きてしっかり光を浴びることで、この「12分のズレ」をリセットし地球時間の24時間と合うようになっています。
さらに、朝にしっかりと光を浴びることで、夜に強い眠気を催すホルモンである「メラトニン」の分泌を促すことができます。
メラトニンは、朝の光を浴びてからおよそ14時間~16時間後に分泌が高まります。例えば、朝7時に起きて光を浴びると、だいたい21時ごろに分泌が高まります。しかし、せっかく分泌が高まっているところを、強い光を浴びてしまうと、分泌が抑えられてしまうので、夜は明るすぎない環境で過ごすことが大切です。
首が座らないうちは、お母さんの肩にかつぎ上げるようにして抱き、背中をさすったり、軽く叩きます。
夜間の母乳にはメラトニンが含まれます。メラトニンは、赤ちゃんが眠る
昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター非常勤医師小児睡眠コンサルタント。
東京大学医学部卒業。亀田総合病院にて初期研修後仙台厚生病院南相馬市立総合病院にて勤務。2017年に第一子を出産し現在は小児睡眠コンサルタントとして夜泣きに悩む家族にアドバイスを行っている。
自身の息子が生後2カ月半になったころから毎日6時間寝ぐずりを続ける日々が続いたため睡眠に関する医学研究を徹底的に調査。1本のメソッドにまとめて実践したところ息子が3日間で即寝体質に。このとき考案したメソッドをもとに小児睡眠コンサルタントとして活動を開始し現在に至る。
ハフポスト日経DUALなどメディア執筆多数。AERA dot.でエビデンスに基づく育児や子どもの医療情報について連載中。
出来る限り母乳を飲ませてあげたいとは言っても、生後6ヶ月頃から人工ミルクに変更して職場復帰しようと思ってもによっては、母乳や、母親の乳首以外受け付けなくなる場合があります。
メラトニン」というホルモンです。母乳には昼夜でメラトニンの含有量が変化する ..
人間は、夜になると、睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌され、深い睡眠が維持されていますが、生後3~4か月までは、自身はメラトニンを十分に作る能力がありません。ことで、夜間の深い睡眠と概日リズムの早期確立に貢献します。
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人工ミルクとの差が何によるものか、不明です。脳内にもっとも豊富に存在するω3脂肪酸であるDHAは、母乳に豊富と言われていますが、日本の人工ミルクにはすでに添加されていますので、日本で調査したら同じ差がでるかどうかは不明です。
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成田先生によると、ねんね初心者の赤ちゃんは、浅い眠りと深い眠りを繰り返す睡眠のサイクルが小刻みで、浅い眠りが頻繁に訪れるため目を覚ましやすいんだそうです。
目を覚まさせる「セロトニン」と眠りに誘う「メラトニン」、この2つのホルモンの特徴を知ってうまく利用することで、赤ちゃんの睡眠と上手につき合っていけるかもしれません。
(取材・文/大月真衣子、ひよこクラブ編集部)
監修/成田奈緒子先生
「子育て科学アクシス」代表・文教大学教育学部教授・医学博士・小児科専門医。神戸大学医学部卒業後、米国セントルイス・ワシントン大学医学部留学を経て現職。専門は乳幼児の脳の発達や睡眠。一児のママ。ワークショップ「子育て科学アクシス」を主宰。
現在分かっている範囲内での母乳の利点について列挙します。
ブラジルで3500人近いを追跡調査した結果、母乳を与えられた期間が長いほど成人後の知能指数が高いという研究が、英医学誌「」に発表されました。
※平均の差が3.76と僅かですので、どうってことない差で、生来を左右する程度ではありませんが….
母乳オリゴ糖
※どうしてもゲップが出ない場合は諦め、飲みこんだ空気を早く出すために綿棒で肛門刺激を定期的に行い、オナラを誘発させてください。
※4)の様な症状が出る場合、幼児用浣腸(薬局で購入)を5ml程度すると、排便・排ガスとともに泣き止む事があります。
※十分ゲップできているのに、おなかが張って、オナラが多いなどの症状があり、浣腸などで泣き止む事が多い場合は、腸内細菌のバランスの問題も考えられます。
昼と夜で成分が違う!母乳と赤ちゃんの生活リズムの関係
目覚めを促す「セロトニン」とは対照的なホルモンがこの「メラトニン」です。
目が暗闇を認識すると分泌されるので、就寝時間の30分〜1時間前にはテレビを消し、部屋の照明を暗めに変えましょう。
ちなみに、スマートフォンなどの青い光(ブルーライト)は、脳を刺激し「メラトニン」の分泌を抑える働きがあります。就寝前にスマホをチェックしながら授乳すると、赤ちゃんを目覚めさせてしまうので避けるのがベターです。もちろん、ママやパパ自身が眠るときにもスマホのブルーライトは安眠の妨げになります。
母乳サイエンスから生まれた粉ミルク
昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター非常勤医師小児睡眠コンサルタント。
東京大学医学部卒業。亀田総合病院にて初期研修後仙台厚生病院南相馬市立総合病院にて勤務。2017年に第一子を出産し現在は小児睡眠コンサルタントとして夜泣きに悩む家族にアドバイスを行っている。
自身の息子が生後2カ月半になったころから毎日6時間寝ぐずりを続ける日々が続いたため睡眠に関する医学研究を徹底的に調査。1本のメソッドにまとめて実践したところ息子が3日間で即寝体質に。このとき考案したメソッドをもとに小児睡眠コンサルタントとして活動を開始し現在に至る。
ハフポスト日経DUALなどメディア執筆多数。AERA dot.でエビデンスに基づく育児や子どもの医療情報について連載中。
ママ必見!母乳に秘められた育児に役立つ知識
産後のママのアップ・ダウンの体調を安定させるためには睡眠はリズムを整えることは大切です。
そしてこの本には取説のように、その時期時期に合わせて詳しく書いてあります。
しかもマンガ形式でとても見やすく、分かりやすいです。
これを読んで睡眠の大切さを改めて実感しています。
授乳期の赤ちゃんの睡眠リズムを整えるコツを小児科医が解説!
雪印ビーンスタークの母乳研究は「赤ちゃん研究」から始まりました。
母乳の成分分析だけでなく、母乳やミルクのはたらき、
お母さんの食事や離乳食についても調査や研究を続けています。
母乳の利点
生まれたばかりの赤ちゃんは、「朝になったら起きて、夜になったら眠くなって眠る」という、「体内時計」のしくみがまだできあがっていません。
生まれた直後から朝になったら明るい環境で、昼間は活動的に、夜は静かに明るすぎない環境で過ごすという、「光環境」を意識した生活をすることによって体内時計の仕組みもだんだんと発達していきます。
光環境を意識した生活を心がけることにより、生後2~3カ月ごろになると、強い眠気を催すホルモン「メラトニン」を大人のように、夜になると分泌を高められるようになってきます。
生まれたばかりは、夜中の授乳やおむつ替えも頻繁で、親も寝不足になりがちですね。家族に協力してもらうなどして、朝起きられなかったらカーテンを開けてもらう、電気をつけてもらうなどして、明るい環境づくりを心がけましょう。
小学校低学年までは、夜間の睡眠として10時間は必要とされています。夜は暗くした環境で、遅くとも午後9時には寝て(乳幼児はできたら8時まで)、朝は7時までに起きるとおよそ10時間の睡眠がとれ、「メラトニン」の分泌も抑制されません。
この「メラトニン」は、1~5歳の間に大人の約20倍分泌が高まります。メラトニンは、性の成長にもかかわっている大切なホルモンです。赤ちゃんの頃から光環境を意識した生活を心がけて、健やかな体作りができるといいですね。
眠りに入るとき、私たちの脳内ではメラトニンとい う睡眠ホルモンが分泌されています。 牛乳には、トリ プトファンというアミノ酸が含まれていますが、この トリプトファンは、メラトニンの分泌を促す働きをす るセロトニンという物質をつくる材料になります。 こ のため、牛乳を飲むと安眠しやすいというわけなので す。
また、母乳育児したにも関わらず、運悪く乳癌を発症した場合も、授乳しなかった女性に比べて、もあります。ハザード比が0.56。
母乳の概日リズム
1960年と1989年の調査結果を比較すると、
母乳中のたんぱく質濃度は1989年の方が高くなっていました。
また、赤ちゃんの体重は、1989年では4~5か月齢で7%ほど増えていました。
約30年間のお母さんの食事の変化が、
母乳、そして赤ちゃんに大きく影響していることがわかりました。
夜間の母乳にはメラトニンが含まれます。 メラトニンは、赤ちゃんが眠る のを助けてくれます。 搾乳や哺乳びんでの哺乳は眠りを妨げます。 ミルクで育てる方が、母乳で育てる場合よりももっと眠りを妨げられやすい かもしれないです。
乳癌の発生率が5%程度低下します。(5%なんて減っても意味ないという乳腺科のDrもいましたが・・・。ただし、既に潜在性乳癌が発生している可能性のある40歳付近の乳癌年齢母体においては、その潜在性癌は、授乳行為によって、確実に悪化する方向に働くそうですので、5%低下するというのは、あくまで”若い女性において”と理解する必要があります。)