Rも飲みます。 以前も親知らずを抜歯したことがあり、その時はアモキシシリンとビオフェルミンR ..
多くの整腸剤は基本的に腸内細菌のはたらきを利用して腸内環境を整える薬です。含まれる菌の種類によっても特徴は異なりますが、ミヤBMに含まれる酪酸菌の特徴は芽胞(がほう)という強い膜に覆われていることです。そのため胃液や胆汁酸や消化酵素などの影響を受けにくく、生きた状態で腸に到達して整腸作用を発揮します。また、芽胞があることによって抗生物質の影響も受けにくいです。多くの整腸剤は抗生物質によって死滅してしまうため抗生剤とは同時に服用できませんが、酪酸菌は併用可能です。もちろん抗生物質の副作用で生じた下痢に対する治療薬としても使用することができます。
化膿していた部位があり、抗生剤(アモキシシリンカプセル250mg)を服用していました。
『ビオフェルミンR』は、ペニシリン系・セファロスポリン系・アミノグリコシド系・マクロライド系・テトラサイクリン系・ナリジクス酸に対して“耐性”を持っている、と添付文書に記載されています。そのため、これらの系統の抗菌薬を使う際には『ビオフェルミンR』を使うのが合理的と言えます。
抗菌薬治療を行っている際の腸内細菌叢の改善には、通常の『ビオフェルミン』ではなく『ビオフェルミンR』を使う必要がある、ということです。
扁桃炎でアモキシシリンとビオフェルミンR錠を毎食後に飲んでいて昨日の夜カロナールを飲みました
ミヤBMは腸内で増殖することによって効果を発揮する薬です。腸内細菌は生き物であるため、体内で増えるのには時間がかかります。整腸効果を発揮し始めるのは内服してからおよそ5時間後からで、効果の持続時間は1〜2日間といわれています。ただし作用時間には個人差がある点と、用法・用量を守って服用しないと十分な効果が発揮されない可能性がある点はご了承ください。
この“耐性”を持った菌で作られた整腸薬が『ビオフェルミンR』や『ラックビーR』です(※Rは耐性=Resistの意味)。『ビオフェルミンR』は、各種抗菌薬が存在する環境下でも増殖し、腸内細菌叢の異常を改善することが確認されている整腸薬です。
ビオフェルミン R やエンテロノン R が耐性をもたない抗生剤に は、ミヤ BM が有効かもしれません。
では、抗菌薬で下痢・軟便を起こすメカニズム、抗菌薬治療に整腸薬を併用した際の具体的な効果、整腸薬で気を付けたい副作用について紹介しましたが、今回の後編では、比較的たくさんある「整腸薬」の違いや使い分けを中心に、現場でよくある疑問について解説します。
特に飲み合わせの悪い薬はありません。他の整腸剤と併用することもできます。ただしそれぞれの整腸剤を過剰に投与することは想定されていませんので、用法・用量はお守りください。
ビオフェルミンR散の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
薬を飲ませる上で1番重要なのは褒めることです。薬を飲めたら褒めるのはもちろんですが、たとえ飲めなくても、飲もうとチャレンジしたことを褒めてあげましょう。ウイルス性の風邪の時に処方される薬は症状を緩和させるためのものなので、無理に飲ませる必要はありませんが、例えば細菌感染症の時に処方される抗生剤はしっかり飲んでもらいたいですよね。
2006年 京都薬科大学 薬学部卒。
調剤併設ドラッグストアのスギ薬局に新卒で入社。
調剤部門エリアマネージャーを経験後、名古屋商科大学院経営管理学修士課程にて2年間経営学を学び、経営管理学修士号(MBA)を取得。
2013年4月、シナジーファルマ株式会社を設立。
2013年8月、薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」をリリース。
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」は臨床で役立つ学術情報や求人広告を発信し月間24万PV(2023年6月時点)のアクセスが集まるメディアとして運営中。
薬局薬剤師としては、新規開業、継承に携わった経験、管理薬剤師としての経験を活かし、現在福岡県内でティーダ薬局を運営(管理薬剤師)。
1983年11月 岡山県倉敷市で生まれ、水の都である愛媛県西条市で育つ。
大学より京都・大阪で14年間、沖縄Iターン特集立ち上げのため沖縄県で4年間暮らし、現在は福岡県民。
二児の父親。
当面の目標は、
「息子の成長スピードに負けないこと」
座右の銘は、
「まくとぅそうけい なんくるないさ」
=「誠実に心をこめて精進していれば、なんとかなる!!」
☆パセトシンカプセル250、アモキシシリンカプセル250mg「NP」
上記の耐性乳酸菌以外にミヤBM、ビオスリーも抗菌薬に耐性があるため、抗生物質と併用で処方されることがあります。
・約40℃以上で乳酸菌が死滅し、60℃以上で賦形剤のデンプンがの
2006年 京都薬科大学 薬学部卒。
調剤併設ドラッグストアのスギ薬局に新卒で入社。
調剤部門エリアマネージャーを経験後、名古屋商科大学院経営管理学修士課程にて2年間経営学を学び、経営管理学修士号(MBA)を取得。
2013年4月、シナジーファルマ株式会社を設立。
2013年8月、薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」をリリース。
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」は臨床で役立つ学術情報や求人広告を発信し月間24万PV(2023年6月時点)のアクセスが集まるメディアとして運営中。
薬局薬剤師としては、新規開業、継承に携わった経験、管理薬剤師としての経験を活かし、現在福岡県内でティーダ薬局を運営(管理薬剤師)。
1983年11月 岡山県倉敷市で生まれ、水の都である愛媛県西条市で育つ。
大学より京都・大阪で14年間、沖縄Iターン特集立ち上げのため沖縄県で4年間暮らし、現在は福岡県民。
二児の父親。
当面の目標は、
「息子の成長スピードに負けないこと」
座右の銘は、
「まくとぅそうけい なんくるないさ」
=「誠実に心をこめて精進していれば、なんとかなる!!」
ビオフェルミンR錠|大阪(梅田・本町)の零売薬局「アリス薬局」
抗菌薬の併用が確認できた場合はレセ摘コメントと薬歴に「抗菌薬の併用確認済」とコメントを入れておきましょう。
ラットにアモキシシリン水和物(2,000mg/kg/日)、ランソ
基本的には適応以外の抗生物質と併用されている場合は疑義照会し、ビオフェルミンやミヤBMなどの整腸剤に変更してもらうのが無難かと考えられます。
アモキシシリンとビオフェルミンRでした。
東京都豊島区巣鴨1-20-10宝生第一ビル5F
JR山手線・巣鴨駅から徒歩3分、都営三田線・千石駅から徒歩4分
抗生剤(抗菌剤)の適正使用 (前編)
添付文書上で、ビオフェルミンRの併用ができる抗生剤は下記の通りとなっています。
整腸剤の一覧・使い分け・抗菌薬との併用【医療用医薬品】
ビオフェルミンRといえば「抗菌薬とセットで処方される整腸剤」ですが、
ビオフェルミンRとの併用が保険適応上問題となる抗菌薬についてまとめていきます。
下痢(抗生剤服用時に整腸剤を飲めなかった)
整腸剤の使いわけのエビデンスは確立されていないが,菌種で消化管部位に対する親和性や抗菌薬に対する耐性の有無などに違いがあり,これらの特徴に応じて使いわけられることがある。
整腸剤は,大きく生菌製剤と耐性乳酸菌製剤にわけられる。これら製剤の添付文書における効能・効果については,生菌製剤は「腸内菌叢の異常による諸症状の改善」,耐性乳酸菌製剤は「抗生物質,化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善」とされている。
整腸剤の効果や機序に関する報告は多数ある。その主なものとして,(1)菌体成分による宿主免疫応答の修飾,(2)菌体または産生される酵素による腸管内の物質代謝や栄養素の補完および吸収改善,(3)産生されるバクテリオシンや有機酸による腸管感染症の予防および治療効果,(4)免疫応答および短鎖脂肪酸の産生による腸管内の炎症や潰瘍の抑制作用,(5)発がん関連酵素の活性低下による大腸癌の予防または治療効果,などがあり,消化管感染症や抗菌薬関連下痢症(Clostridium difficile腸炎)の予防および治療,炎症性腸疾患の寛解導入および維持,過敏性腸症候群の緩和などに臨床的有用性が認められている(文献1)。
生菌製剤は,同一の適応症を持ち,製剤間における大規模臨床比較試験は行われていないため,使いわけのエビデンスは確立されていない。しかしながら,製剤により菌種が異なる,または含まれる菌種の数が異なるため,各菌種の特徴を理解した上で,選択するのが望ましいと考えられる。
表1に示すように,生菌製剤に含まれる菌種には,ビフィズス菌,乳酸菌(ラクトミン),酪酸菌,糖化菌がある。菌種各々の特徴は以下に示すが,菌種によって,消化管部位に対する親和性,付着性,酸化還元電位に対する感受性および物質代謝能が異なる(文献2)。
ビフィズス菌は偏性嫌気性菌であり,小腸下部から大腸にかけて増殖し,乳酸および酢酸を産生する。有害菌増殖抑制作用,腸管運動促進作用がある。
乳酸菌は通性嫌気性菌であり,小腸から大腸にかけて増殖し,乳酸を産生する。増殖性ならびに乳酸生成能が高く,有害菌の発育を阻止することにより,腸の粘膜を保護する。
酪酸菌は偏性嫌気性菌であり,芽胞を形成する。酪酸の産生能が高く,大腸で増殖する性質を有する。
糖化菌は偏性好気性菌であり,芽胞を形成する。小腸上部より増殖を始め,乳酸菌の増殖促進作用がある。
糖化菌と乳酸菌の流動混合培養では,乳酸菌の単独培養に比べ,菌数は12.5倍に増加する。また,乳酸菌と酪酸菌の流動混合培養では,酪酸菌の単独培養に比べ,菌数は11.7倍に増加することから,共生作用が確認されている(文献3)。したがって,より効果の増強を期待したい場合は,理論上,合剤の使用が妥当と考えられる。
実際,重症型薬疹や薬剤性過敏症症候群,bacterial translocationによる敗血症などの重症疾患において,複数の菌種の合剤による治療が有効であったとの報告がある(文献3,4)。
抗菌薬関連下痢症に対して使用する場合,抗菌薬により失活する整腸剤がある。たとえ耐性乳酸菌製剤を使用する場合でも,限定された抗菌薬にのみ耐性を示すため,注意が必要である。大半の耐性乳酸菌製剤の添付文書における効能・効果は,「下記抗生物質,化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善:ペニシリン系,セファロスポリン系,アミノグリコシド系,マクロライド系,テトラサイクリン系,ナリジクス酸」である。ただしラックビーR散は,テトラサイクリン系に対する適応はない。また生菌製剤の中でも,酪酸菌製剤は,芽胞を形成するため,人為的な耐性を付与せずとも抗菌薬の影響を受けがたく,小児における抗菌薬関連下痢症に対して有効であったとの報告がある(文献5)。
しかしながら,現在のところ抗菌薬を併用した場合の整腸剤の効果については,不明な点も多い。また,新規抗菌薬も年々上市されており,併用可能な耐性乳酸菌製剤がない抗菌薬に対してどの整腸剤を選択すべきかについて断定するにはエビデンスに乏しい。今後,適正使用に資する臨床効果の検討が必要である。
抗生物質に整腸剤(レベニン、ビオフェルミン)を併用する理由
薬の服用(抗菌薬治療)で改善しない場合、細菌やウィルスの感染が関係しない可能性があります。その場合、炎症性の高い子宮内膜を人工的に掻爬する必要があります。当院の治療では、子宮内掻爬術を行うと68%の慢性子宮内膜炎が改善し、その後77%の女性が妊娠しています。慢性子宮内膜炎が治癒しなかった女性でも50%の女性が妊娠しており、その多くが明らかな子宮内感染を認めていない女性でした。そのため子宮内掻爬術の当日に、子宮内感染の有無を詳細に見ることのできるを同時に行うことをおすすめしております。また2.1%の女性に子宮体癌も見つかっておりますので、病理組織検査も行います。
子宮内掻爬術後に1度月経が来てから、再度とで慢性子宮内膜炎が改善しているか確認する必要があります。
ビオフェルミンRと併用できない抗生物質は?疑義照会は必要?
抗菌薬:ビブラマイシンの服用で改善しない場合、通常様々な細菌やウィルスの感染が疑われます。子宮内培養検査で感受性のある抗菌薬が見つかれば、その抗菌薬で治療し、明らかな原因菌が見つからない場合、以下の抗菌薬で再度治療を行います。2周期の抗菌薬治療後、90%以上の方が改善します。抗菌薬を飲み終わった後、再度とで慢性子宮内膜炎が改善しているか確認する必要があります。
ビオフェルミンR錠, 耐性乳酸菌6mg
1) 高橋志達, 他:臨と微生物. 2006;33(2):147-51.
2) 森下芳行:医のあゆみ. 2003;207(10):815-8.
3) 長嶺敬彦:未病と抗老化. 2003;12(1):63-7.
4) 長嶺敬彦:Prog Med. 2004;24(7):1791-4.
5) 倉田 晉, 他:小児臨. 1988;41(10):2409-14.
6) DRUGS IN JAPAN日本医薬品集フォーラム:日本医薬品集医療薬. じほう, 2014.