ジスロマック細粒を20種類の食品と混合し実際に服用して、細粒単品の時より飲みや


内服薬は水での服用を前提に作られており、水と一緒に飲むのが理想ですが、嫌がって飲まなければ意味がありません。薬剤師は患者さんが一日でも早く回復するために的確なアドバイスをすることで親の不安を減らすことにも貢献ができるでしょう。


[PDF] 抗生剤をどうやってのませようか? オススメの飲み合わせ

特に強い苦みを持つことで有名なのが、マイコプラズマ感染症等の治療薬に使われるマクロライド系抗生物質の「ジスロマック細粒」や「クラリスドライシロップ」等。大人でもとても苦く感じるこれらの薬を子どもに飲ませるのは実に大変で、コンデンスミルクやプリンに混ぜながら服用させるのがポイントです。しかし、飲み合わせの相性が良くないものがあることにも気を付けなければいけません。
タミフルドライシロップ服用の際にお勧めの例として挙げたヨーグルトやオレンジュース、スポーツドリンク等の酸性の飲食物に混ぜると、苦い薬効成分が出現してしまい、かえって苦みが増してしまいます。

例えばインフルエンザの際に処方される「タミフルドライシロップ」は原薬特有の苦みがありますが、一緒に服用するのにお勧めなのがココアやチョコレートアイス。味の濃いものであれば薬の苦みを隠してくれます。他にも、ヨーグルトやオレンジュース、スポーツドリンク等と混ぜても苦みを感じにくくなり、さらに市販の甘い味がついたゼリー状のオブラートも服薬を補助してくれます。

クラリシッド小児用細粒10%, クラリスロマイシン, DS10%, 白色, 無臭, ストロベリー味、後で苦味

職位・学位:准教授・博士(医学)
氏名:西村 英尚
専門分野:臨床薬学分野(糖尿病学・医療安全学・地域医療学)
担当科目:薬学概論、薬学入門、アカデミック基礎セミナー、早期体験実習、病態薬物治療学、薬学基礎セミナー、臨床薬学剤、処方解析演習、実務実習プレ教育、チーム医療演習、フィジカルアセスメント、症候学、薬局実務実習、病院実務実習、臨床薬学演習、在宅・地域医療薬学演習、総合薬学特論、特別研究


子どもが薬を飲むのを嫌がるのはよくあること。粉薬や錠剤、シロップ剤と様々な剤形がある中で、子どもが服用するのに最も厄介なのが「粉薬」です。ざらつきや苦みがあっても水で飲める子は問題ありませんが、どうしても飲めない場合には、水以外の飲食物と一緒に飲み合わせる方法があります。

アジスロマイシン(ジスロマック), セフォジジムナトリウム (ノ 味覚障害.

口の中に細粒を含むとオレンジの風味が広がります。若干の苦味は感じるものの、甘みもある細粒です。
時間をかけて味わっていると苦味がじわじわと強くなり、舌の奥の方が苦いな……と感じました。
別の製品の味見もあるので、強い苦みを感じる前に多めの水で何度か流し込み終了です。
以前、味見を行なった時よりも苦味が少ない印象でした。

最初に味見を行なったのはファイザーのジスロマック細粒です。
ジスロマックは非常に細かい肌色の粉で、静電気のため分包時に粉がバラバラになる印象です。
実際にプラスチックの皿の上に粉を乗せたところ、静電気で右側に細粒が広がっています。

ジスロマック SR 成人用ドライシロップ 2g、ジスロマックカプセル小児用 100mg.

ファイザー株式会社が製造販売を行っている先発品のジスロマック細粒小児用10%と小児用細粒と言えばタカタと言われるくらい小児の散剤の味付けには定評のある高田製薬株式会社が製造販売を行っているアジスロマイシン小児用細粒10%「タカタ」の2製品の味見を行っていきます。

今回はマクラロイド系抗生物質の中から、アジスロマイシン細粒の味見を行いたいと思います。以前、味見を行なったクラリスロマシンと同じマクロライド系ということで、苦味が予想されます。そんな苦みを上手にマスキングできているかが今回の味見のポイントだと思います。