抗うつ薬が単に欲しいだけの方は、他院に行くことをお勧めします。


世界初の抗うつ薬イミプラミン(トフラニール®)が偶然発見されてから半世紀あまり…。


不安に対してもっともよく使われる抗うつ剤はと呼ばれる種類です。

SSRIとは選択的セロトニンの再取り込み阻害薬のことですが、セロトニン神経系のセロトニントランスポーターに作用して、シナプス間隙のセロトニンの量を増やすことによって、回り回って抗うつ作用を発揮します。日本ではジェイゾロフト、パキシル、ルボックス、レクサプロが市販されています。
同じSSRIと言っても作用が微妙に違うため、どの抗うつ薬が一番良いかは、長年の経験によって処方しますが、使ってみないとわからないというところもあります。

抗不安作用はレキソタン>ワイパックス≧ソラナックス/コンスタンです。
いずれも、不安発作のとんぷく薬(症状がキツいときの一時的なお薬)にも使われます。レキソタンは筋弛緩作用も強いです。

ルーランは抗不安薬のセディールに似ていて、抗不安作用が期待できます。

1970年代に入って、脳の神経伝達物質に作用する薬がパニック障害を緩和することが分かり、盛んに心の病気と脳の関係が研究されるようになってきました。
心の状態に作用する向精神薬(psychotropic drugs)も進化しており、より副作用の少ない抗うつ薬や抗不安薬などが次々と新しく登場しています。特に抗うつ薬の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、抑うつ症状や不安症状を改善する際の第1選択薬として広い範囲で使われています。
ただし、副作用は比較的少ないものの、吐き気、下痢などの胃腸症状がみられることもあり、ごくまれに「セロトニン症候群(セロトニン過剰による意識障害や発熱)」や、「アクティベーション症候群(SSRI服用後1~2週間後に起こる情動不安)」などが起こることもあるので、容易な使用は危険です。
SSRIの後に登場したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)は、セロトニンだけでなくノルアドレナリンにも作用し、脳内の神経伝達機能を正常にする目的で使われます。
また、従来から使われている抗うつ薬(三環系抗うつ薬など)も、SSRIの効きにくい人に有効な場合があり、効果の確実な抗うつ薬として現在も治療に役立っています。
(「薬いらずのメンタルケア」貝谷久宣著、主婦の友社 より抜粋)

SNRI(セロトニンとノルアドレナリンの再取り込み阻害剤)現在トレドミン、サインバルタが市販されています。
抗うつ薬としてその他に三環系抗うつ薬(アナフラニール、トリプタノールなど)、四環系抗うつ薬(テトラミド、ルジオミール、テシプールなど)、およびレスリン、アモキサンなどがありますが、これらは現在では、第一選択薬が効果がなかった場合の第二選択薬であり、また第一選択の薬が効果が不十分な場合に作用を増強する形で追加して使います。
また比較的新しい抗うつ剤としてミルタザピン(商品名、リフレックス/レメロン)も使われるようになっています。抗うつ作用、抗不安作用ともSSRIとは違う薬理作用であり、通常の抗うつ薬で効果がない場合でも効果がある場合があり、またSSRIに追加する形で使うことも多いです。ただし眠気などの副作用がはじめは強いため、注意する必要があります。また欧米ではすでに発売されて定評のあるブブロピオンなどの抗うつ薬も近々発売されると思います。

※お薬に頼らない不安への対処法を詳しく知りたい方は、』をお読みください。

抗不安作用はランドセン/リボトリール>セパゾン>セルシン/ホリゾンです。
セルシン/ホリゾンには注射があります。服薬ができない時は、筋肉注射が有効です。

抗不安作用はレスタス(販売中止)>メイラックスです。
このタイプは非常に作用時間が長いため、副作用が出たときにも薬がなかなか抜けない難点があります。
そのリスクを避けるため、。

よく使われている抗不安薬をまとめると、以下の表のようになります。

「社交不安障害(SAD)」とは、「社交恐怖」「社会恐怖」などとも呼ばれ、最近ではだいぶ知名度が高まってきました。SADの方たちの感じる「不安」とは、人間として人と関わる中で抱える了解可能のもので、誰もが感じるタイプの不安です。しかしその不安が日常生活の全般に及び生活を支配するような状態になると、「引きこもり」「不登校」「職場での適応不全」などを引き起こしてしまいます。このような場合には、強い不安を抱えている「自分」を意識するよりも、「不安という症状」に目をむけてみましょう。そして、「症状をなくす」ことから、「症状をコントロール」することにシフトしてみると、意外に症状も軽減するものです。

一方で花粉症の薬には、「抗ヒスタミン薬」(ザジデン、アレグラなど)、「ロイコトリエン拮抗薬」(オノン、シングレアなど)、「メディエーター遊離抑制薬」(インタールなど)、「トロンボキサンA2阻害薬」(バイナスなど)があります。


にはなりますが、お薬を服用しながら運転されている方もいるのが実情です。

リチウム、バルプロ酸、カーバマゼピン、ガバベンチン、ラモトリジンなど元来リチウムは躁状態の特効薬ですが、長期使用による毒性、すなわち腎機能障害や甲状腺機能障害を考慮して、以前ほど安易に使われることは少なくなりました。
かわりに抗てんかん薬として使われているバルプロ酸、カーバマゼピン、ラモトリジンなどが双極性障害に使われるようになりました。
これらは最初は双極性障害の躁状態の治療薬でしたが、気分調整薬として躁状態でないときも服用することで気分の安定が得られることが知られるようになってきました。
特にラモトリジン(ラミクタール)は双極性障害のうつ状態に対して効果があり、最近よく使われるようになっています。ただしスティーブン・ジョンソン症候群または皮膚・粘膜・眼症候群とも言われる重篤なアレルギー反応が出現する可能性があり、注意が必要です。

ワイパックスをはじめとした抗不安薬はこれまで、といわれていました。

そして一方、既に抗うつ薬を服用している状態で他院から転院してくる患者さんの治療は、

抗うつ剤(レクサプロ)、抗不安薬(リボトリール)、頓服として抗不安薬(ワイパックス)を内服されていました。 TMS治療経過

今年は例年にくらべて花粉の飛散量が多く、花粉症のお薬を服用しておられる方も多くみえます。そこで最近はよく「飲み合わせ」についてのご質問をいただくのですが、花粉症のお薬と心療内科のお薬を併用しても、基本的には問題となることはありません。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬(デパス、ソラナックス、ワイパックス、レキソタンなど)が代表的な薬です。 ..

心療内科のお薬には、主に「抗不安薬」(デパス、セルシン、ワイパックスなど)、「睡眠薬」(マイスリー、ルネスタ、ロヒプノールなど)、「抗うつ薬」(パキシル、デプロメール、レクサプロ、サインバルタなど)、「気分安定薬」(リーマス、デパケンなど)、「抗精神病薬」(リスパダール、セレネース、ジプレキサ、セロクエルなど)などがあります。

[PDF] 睡眠薬や抗不安薬を飲んでいる方に ご注意いただきたいこと

心療内科のお薬には、主に「抗不安薬」(デパス、セルシン、ワイパックスなど)、「睡眠薬」(マイスリー、ルネスタ、ロヒプノールなど)、「抗うつ薬」(パキシル、デプロメール、レクサプロ、サインバルタなど)、「気分安定薬」(リーマス、デパケンなど)、「抗精神病薬」(リスパダール、セレネース、ジプレキサ、セロクエルなど)などがあります。

エスシタロプラム(レクサプロ®), おだやかな抗うつ効果。抗不安作用も高い ..

一方で花粉症の薬には、「抗ヒスタミン薬」(ザジデン、アレグラなど)、「ロイコトリエン拮抗薬」(オノン、シングレアなど)、「メディエーター遊離抑制薬」(インタールなど)、「トロンボキサンA2阻害薬」(バイナスなど)があります。

精神科医が主要な16種類の精神安定剤(抗不安薬)について徹底解説!

作用時間が短いお薬は効果がしっかりとしているものが多いので、不安発作みられたときに服用していただくようにします。

て使用される薬です。 半減期12時間~24時間以内の中時間作用型の抗不安薬

作用時間の長いお薬で安定のベースをつくり、発作的な不安に対しては、即効性のある頓服を使っていきます。

半減期12時間~24時間以内の中時間作用型の抗不安 ①成分名:ロラゼパム(商品名:ワイパックス)

同じ系列の抗不安薬を追加していくというやり方には、あまり意味がないのです。

ワイパックスなど抗不安薬を処方します。 抑うつ、意欲低下が強いとき-抗うつ薬 ..

ピルカッターとは、上の写真のような錠剤を割る道具です。
ケースの中のV字の部分に錠剤をおき、蓋をしめると蓋についた刃で錠剤が割れ、割られた薬が飛んでいってしまうこともないです。
薬局や100円ショップなどで売っています。

ロラゼパム(ワイパックス)【うつ病の不安にも使う抗不安薬、精神科医が ..

今回は減薬のコツの説明でした。
半錠を試す方はよく見かけますが、4分の1錠を試す方は少ない印象です。
減薬のコツは

【抗うつ薬】レクサプロ、エスシタロプラム| 精神科医のお悩み相談室

今年は例年にくらべて花粉の飛散量が多く、花粉症のお薬を服用しておられる方も多くみえます。そこで最近はよく「飲み合わせ」についてのご質問をいただくのですが、花粉症のお薬と心療内科のお薬を併用しても、基本的には問題となることはありません。

レクサプロだけで心もとない場合は、ワイパックス飲めと出してもらってた ピルは ..

というのも、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬はすぐに耐性が作られてしまうからです。耐性とは、薬を使い続けることで身体が慣れてしまって効果が薄れることです。

ロラゼパム(ワイパックス)は、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。「中間型」に属し、特に不安な時の「頓服」として使います。

不安が強さによって、使い分けていきます。頓服としては、効果の実感があることが重要になります。

中間型の比較:抗不安作用はレキソタン>ワイパックス≧ソラナックス/コンスタンです。 ..

ですので、4分の1錠ずつの減薬の方が体はラクです。
ピルカッターも活用して刃物でのケガには気を付けてつけてください。