○リベルサス錠3mg/7mg/14mgは2021年2月に販売開始になった2型糖尿病
は、食欲を抑え、エネルギー消費を高めることで減量効果が期待できる薬です。オゼンピックは週に1回の注射、リベルサスは1日1回の内服薬として使用されます。どちらもGLP-1受容体に作用し、食欲を抑えることでダイエットに役立ちます。
GLP−1阻害薬のリベルサスを開始しました。 元々の食欲が半分程になり ..
5.効能又は効果に関連する注意
5.1 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。
5.2 本剤は、原則として以下の場合に使用を検討すること。
・既にシタグリプチン50mg 1日1回及びイプラグリフロジン50mg 1日1回を併用し状態が安定している場合
・シタグリプチン50mg 1日1回の単剤治療により効果不十分な場合
・イプラグリフロジン50mg 1日1回の単剤治療により効果不十分な場合
5.3 本剤投与中において、本剤の投与がシタグリプチン及びイプラグリフロジンの各単剤の併用よりも適切であるか慎重に判断すること。
5.4 本剤の適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行った上で効果が不十分な場合に限り考慮すること。
5.5 重度の腎機能障害のある患者又は透析中の末期腎不全患者ではイプラグリフロジンの効果が期待できず、また、これらの患者に対するシタグリプチンの最大投与量は25mg 1日1回であることから、本剤を投与しないこと。[8.3、9.2.1、16.6.1 参照]
5.6 中等度の腎機能障害のある患者ではイプラグリフロジンの効果が十分に得られない可能性があるので投与の必要性を慎重に判断すること。[8.3、9.2.2、16.6.1 参照]
メトホルミンには、ミトコンドリア機能維持、筋肉の回復の活性化、抗炎症、細胞老化抑制など、様々な抗老化・若返り効果が報告されています31 32 33。現在、世界中で行われている臨床試験(TAMEトライアル)34では、がん、心臓病、認知症などの加齢に伴う病気の進行を遅らせる効果が検証されています。
薬の内服は中止し、食事開始とともに再開する。絶食期間が長い場合は ..
生物学的同等性試験(健康成人男性40例:単回経口投与)におけるスージャヌ®のシタグリプチン半減期(幾何平均)は9.97hr、イプラグリフロジン半減期(幾何平均)は12.8hrでした。
なお、同被験者にシタグリプチン錠50mg1錠とイプラグリフロジン錠50mg 1錠を単回併用経口投与した際の半減期はシタグリプチン10.3hr、イプラグリフロジン12.9hrでした。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性にはイプラグリフロジンを含む本剤を投与せず、インスリン製剤等を使用すること。
イプラグリフロジンの類薬の動物実験(ラット)でヒトの妊娠中期及び後期にあたる幼若動物への曝露により、腎盂及び尿細管の拡張が報告されている。
イプラグリフロジンの動物実験(ラット)で胎児への移行が報告されている。
なお、シタグリプチンの動物実験(ラット)で1,000mg/kg/日(シタグリプチンの臨床での最大投与量100mg/日の約100倍の曝露量に相当する)経口投与により、胎児肋骨の欠損、形成不全及び波状肋骨の発現率の軽度増加が認められたとの報告がある。
副作用を避けるためにも、0.6mgから使用を再開するのがおすすめです。 ..
4.効能又は効果
2型糖尿病
ただし、シタグリプチンリン酸塩水和物及びイプラグリフロジン L-プロリンの併用による治療が適切と判断される場合に限る。
本剤は、SGLT2阻害薬「イプラグリフロジン」を配合していますので、「糖尿病治療におけるSGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation」に記載されている 「術前3日前から休薬」 「術後、摂食が十分にできるようになってから再開」(1)を参考としてください。
セマグルチド(オゼンピック、リベルサスの主成分)の副作用は、特に内服を開始・再開したり用量を増やしたときに起こります。 ..
<「糖尿病治療におけるSGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation」の記載(1)>
周術期におけるストレスや絶食により、ケトアシドーシスが惹起される危険性があるため、手術が予定されている場合には、術前3日前から休薬する。術後、摂食が十分にできるようになってから再開し、再開後はケトアシドーシスの症状に留意する。緊急手術の場合には、休薬は必須ではないが再開については予定手術の場合と同様とし、再開後のケトアシドーシスの症状に留意する。
GLP-1受容体作動薬(マンジャロ、オゼンピック、リベルサス)、SGLT2阻害薬(ルセフィ)、メトホルミンは、低血糖のリスクが低い薬剤ですが、併用するとリスクが高まります。医師の指導のもとで、定期的に診察と検査を受けてください。また、
リベルサス174日間服用&休薬31日間&再開2日目(スタートから
11.1 重大な副作用
11.1.1 低血糖(頻度不明)
低血糖があらわれることがある。シタグリプチンとインスリン製剤又はスルホニルウレア剤との併用で重篤な低血糖症状があらわれ、意識消失を来す例も報告されている。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すると。[8.1、8.10、9.1.1、10.2、17.1.1、17.1.2 参照]
11.1.2 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
11.1.3 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、剥脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)
11.1.4 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALT等の著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
11.1.5 急性腎障害(頻度不明)
11.1.6 急性膵炎(頻度不明)
持続的な激しい腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。シタグリプチンの海外の自発報告においては、出血性膵炎又は壊死性膵炎も報告されている。[8.4 参照]
11.1.7 間質性肺炎(頻度不明)
咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施すること。間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
11.1.8 腸閉塞(頻度不明)
高度の便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[9.1.2 参照]
11.1.9 横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。
11.1.10 血小板減少(頻度不明)
11.1.11 類天疱瘡(頻度不明)
水疱、びらん等があらわれた場合には、皮膚科医と相談し、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.12 腎盂腎炎、外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)、敗血症(いずれも頻度不明)
腎盂腎炎、外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)があらわれ、敗血症(敗血症性ショックを含む)に至ることがある。[8.5、9.1.3 参照]
11.1.13 脱水(頻度不明)
口渇、多尿、頻尿、血圧低下等の症状があらわれ脱水が疑われる場合には、休薬や補液等の適切な処置を行うこと。脱水に引き続き脳梗塞を含む血栓・塞栓症等を発現した例が報告されている。[8.6、9.1.4、9.8、10.2 参照]
11.1.14 ケトアシドーシス(頻度不明)
ケトアシドーシス(糖尿病性ケトアシドーシスを含む)があらわれることがある。[8.7.1、8.7.2 参照]
リベルサス174日間服用&休薬31日間&再開1日目(スタートから
11.2 その他の副作用
・神経系障害 頻度不明:浮動性めまい、感覚鈍麻、糖尿病性ニューロパチー、体位性めまい、頭痛
・血液及びリンパ系障害 頻度不明:貧血
・眼障害 頻度不明:糖尿病網膜症、糖尿病網膜症の悪化、眼瞼浮腫
・耳及び迷路障害 頻度不明:回転性めまい
・心臓障害 頻度不明:上室性期外収縮、心室性期外収縮、動悸
・呼吸器、胸郭及び縦隔障害 頻度不明: 上気道の炎症、上気道感染
・感染症 頻度不明:膀胱炎、外陰部膣カンジダ症、鼻咽頭炎、細菌尿
・代謝及び栄養障害 頻度不明:ケトーシス
・胃腸障害 1~5%未満:便秘
頻度不明:腹部不快感(胃不快感を含む)、腹部膨満、腹痛、上腹部痛、悪心、下痢、鼓腸、胃ポリープ、胃炎、萎縮性胃炎、びらん性胃炎、歯周炎、胃食道逆流性疾患、口内炎、嘔吐、齲歯
・肝胆道系障害 頻度不明:肝機能異常、脂肪肝
・腎及び尿路障害 5%以上:頻尿
頻度不明:多尿、尿管結石、腎結石症
・生殖系及び乳房障害 頻度不明:陰部そう痒症
・皮膚及び皮下組織障害 頻度不明:発疹(注)、湿疹(注)、冷汗、多汗症、じん麻疹(注)、皮膚血管炎、血管浮腫、そう痒症(注)、薬疹(注)
・筋骨格系及び結合組織障害 頻度不明:関節痛、筋肉痛、四肢痛、背部痛、RS3PE症候群、筋痙縮
・全身障害及び投与局所様態 1~5%未満:口渇
頻度不明:空腹、浮腫、倦怠感、体重減少、顔面浮腫、脱力感
・血管障害 頻度不明:高血圧
・臨床検査 頻度不明:心電図T波振幅減少、体重増加、赤血球数減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、白血球数増加、ALT増加、AST増加、γ-GTP 増加、血中ビリルビン増加、血中LDH増加、CK増加、血中コレステロール増加、血中尿酸増加、血中尿素増加、血中クレアチニン増加、血中ブドウ糖減少、低比重リポ蛋白増加、血中トリグリセリド増加、尿中蛋白陽性、尿中β2ミクログロブリン増加、尿中β‒ NアセチルDグルコサミニダーゼ増加、尿潜血陽性、尿中アルブミン/クレアチニン比増加、尿中ケトン体陽性、血中ケトン体増加、尿中α1ミクログロブリン増加、尿量増加
再開するならば2ヶ月後が良いです」と指示があったため一旦休薬していました。
(注) イプラグリフロジンの投与初期に比較的多く発現していることから、本剤投与後は十分な観察を行い、症状がみられた場合に投与を中止するなどし、必要に応じて皮膚科医と相談して適切な処置を行うこと。