アレグラ錠60mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
シダキュアはスギ花粉を使って製造するのですが、スギ花粉の採取できる時期が限られていること、スギ花粉の採取には特殊な技術が必要なこと、それに加えて、スギ花粉採取から最終製剤の製造まで数年の時間がかかることから、メーカーもすぐには増産できないのです。治療期間が長い薬剤なので、メーカーは維持量である5000単位製剤の安定供給を第一に考えていますから、すでにシダキュアでの治療を開始している方が心配することはありません。ただ、開始用量の2000単位製剤の供給が増えてくるまでには数年かかるので、その間は舌下免疫療法を新規に開始したい方はなるべく早くご相談いただければと思います。2000単位製剤が入手出来次第ご連絡させて頂きます。
フェナジン塩酸塩として1回30mgを1日2回、12歳以上の小児に
点鼻のアラミストと組み合わせた場合にはビラノアほどの効果が必要ないことも多いですし、花粉飛散量が多くて症状がひどい日に緊急避難的にビラノアやデザレックスやザイザルを使うことで、眠気を避けることもできます。
今のところ、「眠気が少なくて効果が強い」抗アレルギー薬の1番手はビラノアです。1日1回で済むのも利点ですね。ただ、食後すぐに飲むと効果が悪くなるので、食後数時間経って寝る前に飲む必要があることと、1日1回1錠の用量設定なので、症状に合わせて服薬量を調整することはできません。
はフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与
アレグラは眠気も少ないのですが、効果が弱い薬です。効果が弱くて効果の面では他の薬にに負けてしまう薬を「眠気が少ない」と言って売ったものなので、しっかり効かせたい時には効果の弱さが気になります。
ザイザルも「レボセチリジン」の名称で各社からジェネリックが発売されていますが、ジェネリック製剤が割線できれいに割れるように製剤設計しているかどうかはわかりません。こちらも「武田テバ」のレボセチリジン(ザイザルのジェネリック)は、ザイザルの製造工場と同じ工場で同じように製造しているAG(オーサライズドジェネリック)なので、製剤品質はオリジナルのザイザルと全く一緒ですから、半分にきれいに割ることができます。
薬は大人用と子ども用、どちらを選ぶべき? 薬を選ぶとき編 Vol.3
割線が入っている薬はいろいろあるのですが、患者さんが自分で器具を使わずに割るときれいに半分に割れない薬も多くあります。ザイザルは0.5錠や1.5錠など、症状に合わせて調整することができるように、患者さんが自分で器具を使わなくても、できるだけきれいに半分に割れるように製剤設計してあります。
7歳以上15歳未満の小児はシロップではなく、ザイザルの錠剤を服用することも可能です。錠剤の場合、7歳以上15歳未満の小児には1回2.5mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与します。
も使用しないでください。 他のアレルギー用薬(皮ふ疾患用薬、鼻炎用内
ごく軽症であれば、市販薬でも症状を抑えられます。抗ヒスタミン薬成分であるエピナスチン塩酸塩は「アレジオン」、フェキソフェナジン塩酸塩は「アレグラ」という商品名で、医療機関で処方されていましたが、医療用から一般用に切り替わりました。つまり、薬局・ドラッグストアでも購入できるようになりました。
例えば、アレルギーに使用する『アレグラ(一般名:フェキソフェナジン)』には、12歳以上用の60mgと、12歳未満用の30mgの錠剤が存在します。
これは、安全な量や効果を発揮する量を厳密に調べていった結果、子どもの量が大人の量の半分である、という結果が出たからです。たまたま「子どもの量が大人の量の半分」になっているだけです。